ハンドメイドホーム

40代妻、30代夫、4歳娘の日々の日記

三連休のこと(夫の日記)

三連休、副鼻腔炎が勃発して、日曜日の午後過ぎまで使いものにならなかった。その分妻に娘の世話をしてもらい、頭があがらない。

日曜日、疲れていた妻には留守番してもらって、家から徒歩1分の公園に娘と遊びにいった。同じように休日を持て余した家族たちがたくさんいる連休中日の公園は落ち着く。砂場で遊んでいる姉弟を娘がじっと観ていたら、姉のほうが「いっしょに遊ぶ?」と言ってくれた。子供の世界はあっというまに越境できてたくましい。あっというまに鎖国したり断交したりするのも子供の世界だけれど。実際、いっしょに砂遊びしてくれてたかと思ったら、「はやとくんが来た!」と言ってふたりは駆け出していった。娘と僕はぽつんと置かれたけど、別に彼らと遊んでいるというよりは、彼らのおもちゃを貸してもらって遊んでいるという格好だったので、お互いさまだったのかもしれない。ベンチに座って話し込んでいた姉弟の両親にお礼を言って立ち去る。公園ではしゃぐ娘を見るのは幸せだった。

娘の朝ご飯はいつも妻がやってくれる。僕は朝が弱いからといって甘えてる。しかし、妻もそんなに朝は得意じゃない。彼女は彼女で心と体にムチ打って立ち上がって食事の準備をしているのだ。こんなことではいけないと思い、今日は僕が娘にご飯をやった、のだけれど、妻は寝ている娘に蹴られて5時過ぎに一度目覚めていたらしい。なんか申し訳なくなってしまった。

家族3人で散歩がてら町のイベントに赴き、そのあとはクラフトビールを出す店で早めの夕食を終える。その後、僕は美容室にいった。3ヶ月半ぶりで、思いっきりスッキリさせてもらった。気持ちいい。

 

帰ってきたら娘の寝かしつけは済んでいたので、妻とふたりきりでケーキを食べた。晩酌もいいけれど、甘いもので1日を終えるのも楽しい。妻と娘の話をするのもとても楽しい。こんな感じでずっと夫婦と両親やってたい。

 

この三連休は副鼻腔炎の他にも体調不良があったせいで持前の心気症を発揮し「自分の身に何かあったら…」なんてことを想像したのだけれど、そういえば家族ができてからここまで自分の体調でナーバスになるのは初めてだった。それだから、自分の身になにかあったとき、僕は妻と娘に何をしてやれるんだろう、自分は何をしたいんだろう、と考えてみた。そうしたら、僕はなんだか胸がスッとした。今僕のやっている多くのことは、妻と娘と僕のためになっていないと思った。妻と娘と楽しく生きることを当分の目標にしたら、どうなるかな。楽しく生きるってのは、どういうことかな。