ハンドメイドホーム

2019年秋、文フリへ向けた育児日記

晴れていた2019年のクリスマス

日記が途絶えていた。

文フリに出店をやめたりお互いの文章の本質について話し合ったり単純にお互い体調が良くなかったり、いろいろ理由はあるけれど、出店中止は「このままではベストで出せない」が最大の理由だったと思う。それは「書くもので嘘をつきたくない」とも言い換えられるかもしれないけれど、少なくともこの1ヶ月、他者にすべてを話すにはやや憚られる家庭の事情があり、夫婦のコンディションがあった。

わたしの父は秋から長くすい臓がんのため入院しているし、クリスマスを前にして母も入院することになり、我が家はてんやわんやとなったわけだけれど、立ち返ると別にそれはわたしの両親の、わたしの家族の話であり夫には関係がないといえば関係のない話だったのだが、夫婦で病院行脚を済ませて最寄駅に帰って来、娘の保育園のお迎えまでの数十分の時間で中華料理屋に入って、夫婦で温かい料理を食べたときの安堵感をわたしは一生忘れないだろうと思う。

夫はわたしと炒飯をシェアしながら、苦労を詫びるわたしに「まあもう家族になっちゃったからね」と半分諦めたような言い方でなぐさめてくれたのであった。その言葉と温かい炒飯は、一緒にわたしの胃の腑に落とし込まれてきた。

わたしはわたしを産んでくれた家族以外にも自分で家族が作れるのだということを改めて感じたし、それを相手も同じ思いでいてくれるのだという絶対的な安心感、安堵感、そういうものを自分の目の前に提示されてうろたえてしまった。

だが、わたしたちはこうやって夫婦をやっていき、家族になっていくのだという覚悟が得られた出来事だった気がする。

そんなことを思いながら迷っていたら日記が途絶えてしまいましたが、そろそろ復帰したいと思います。夫はどうかわかりません。

なにしろみなさまメリークリスマス。よき年末をお過ごしください。