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2019年秋、文フリへ向けた育児日記

晴れ・妻の日記

沖縄最終日。この日は東京で自分が企画していたイベントがあるので、朝からちょこちょことメッセンジャーでやりとり。自分不在で企画が回るというのは、一緒にやってくれているチームのおかげだと思うので本当にありがたい。8月から始めた月1回の企画で、もうチームが立ち上がっているのはちょっとした奇跡だと思う。

イベントが気がかりでありつつも、気になっていた沖縄の焼き物「やちむん」を手に入れるべく、ホテルをチェックアウトしてから「やちむん通り」へ向かう。自宅のごはん茶碗がずっと間に合わせのものだったので、そろそろちゃんとしたものがほしいと思っていたのだった。

通りには様々な個性のお店が連なっており、その中でもやや今どき風の、セレクトショップ感のあるお店へ入る。本当は民芸風の、シブいお店で「これは!」と思うものに出会えればよいのだろうけれど、まだそこまで見極められる自信はない。

何軒か回ったうち、気に入ったショップの姉妹店で夫婦のごはん茶碗と、ゴーヤの輪切りを模した箸置きを購入。今回の沖縄旅行で初めて観光っぽいことができたので、うれしかった。

その後は空港へ向かい、空港内のA&Wで食事。初めてのルートビアだったのだけれど、なぜか何度も「ルートビール」と言い間違えてしまう。

空港内を散策し、広場で娘を遊ばせてから搭乗。東京に着くまでの約2時間、娘はほぼ寝ていてくれたので助かった。夫がずっと娘を抱いていてくれたので、飛行機の中で短い睡眠が取れたのもありがたかった。今回の沖縄は、夫さまさまだな〜と思う。

夕方に帰宅後、部屋の換気や掃除など少しだけ済ませて外食。娘が犬を追いかけて小走りになったとき思いっきり顔から転び、顎を擦りむいてしまったのが本日のハイライト。あっという間の二泊三日だった。おつかれさまでした。

晴れ・妻の日記

沖縄2日め。今日のメインは夫の実家へ行き、曽祖父、義父と夫の叔父たちとの食事の予定。お昼におすすめの沖縄そばの店「エイブン」へ。

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とてもいいお店でおいしく、子供にも親切だったので、絶対にまた行きたい。その後は街を散策して一度ホテルへ帰り、少し昼寝をしてから夫の実家へ向かう。沖縄では基本的にタクシーで移動しているので、場所を点として認識しているため距離感とか位置関係がいまいちよくわかっていない。夫に丸任せしてしまって甘えさせてもらっている。

夫の実家では義父が娘と遊んでくれてホッと一息。と思ったが、一緒に食事へ行くはずだった曽祖父の体調が良くないようで、食事をとりやめ、曽祖父の家へ挨拶だけしにおじゃまする。初のひ孫だからか、もともと赤ん坊が好きなのかとても喜んでくれたのでよかった。その後、義父と夫、娘と4人で夕食。なんだかんだで緊張したのか、義父にホテルまで送ってもらったあとはぐったりとしてしまい、あまり記憶がない。

ひとまず娘は楽しかったのか疲れたのか、よく眠ってくれていることが幸い。明日は沖縄最終日なので、少しくらいは落ち着いて観光できるかな、とやや期待しながら就寝。

晴れ・妻の日記

朝から準備を進めて午前中のうちに家を出る。わたしの分の荷物を夫が背負ってくれるので身軽でありがたい。娘はベビーカーで移動。初めての飛行機だから、どうリアクションするか楽しみ半分、不安半分だったが、退屈でぐずった程度でありがたかった。ぐずって少し騒いだところで即キャビンアテンダントのみなさんが塗り絵やクレヨン、絵本を貸してくださって助かった。

沖縄へは午後遅めの時間に到着。ホテルへチェックイン後、国際通りを散歩して夫の地元の友人と合流した。娘のために民謡酒場的な居酒屋へ入ったのだが、思ったより楽しんでいたようで良かった。早い時間だったのでその後、夫の高校を観に行ったり、夫の友人が勤めているホテルのバーへ押しかけたりと、もろもろを満喫してホテルへ戻り即就寝。普段、13歳の年の差はあまり感じないけれど、夫の友人に会うとみな若いな〜と思うので、おもしろい。

晴れ・妻の日記

昨日と比べて気温が上がり暖かい日。文フリの原稿のためファミレスへ。すでに8千文字近く書いていたのだけれど、どうもしっくりこない、というので急遽見せ方を変えることにして2本書き直す。夫に読んでもらったら「前より良くなってる!」とのことなので、ホッと一安心。このペースでいければギリギリ間に合う……はず。なにかの媒体ではなく、自分たちで考えて決めて文章を書くというのがこんなに掴みどころがないものなのかと思って苦戦しているけれども、きっとこの苦労はなにかの役に立つだろう。

明日からは夫の実家がある沖縄へ移動なので、夜は早寝。娘を曽祖父に合わせるためだから、わたしが主役なわけではないけれどそれなり緊張する。

シンガーソングライター(夫の日記)

夜、大森靖子さんのライブに行く。ベビーシッターが家に来るので、その前に夫婦で慌てて掃除と整理整頓をする。ベビーシッターは家事代行もしてくれるので、いっそのこと任せてしまえればいいのに、僕らの性格がそれを許さず、いつも片付けてしまう。

 

僕はファンクラブ会員限定のチケットを購入しており、最前ブロックでライブを鑑賞。妻は最後尾で、偶然会った友人と鑑賞。大森さんのライブに夫婦で来るようになって久しいが、最近は別のポジションで見ることも増えた。互いの身長にも差があるし、最前で人に揉まれながらでも大森さんの全てを見たいか、それとも後列で比較的ゆったりしながらバランスの良い音を浴びたいかなど、スタンディングライブの場合はポジション取りにさまざまな趣味趣向が伴うので、バラバラに見てもいいと思う。帰りの感想戦がまた楽しいのだし。

でも、夫婦で行くライブはなるべく着席スタイルがいいなと思った。

 

ライブはといえば、安定の最高で満足。新曲で“お前に刺さる言葉は描いてない”という趣旨のことを歌っていてグッときた。誰のためでもない、なんの正義も纏っていない、言葉が自律して言葉のために奉仕しているような言葉が一瞬でもいつか書けたらと僕も思ってる。

ここに書くことではなかった。

 

ベビーシッターは23時までお願いしていたので、帰りに一杯どこかで引っかけられるかと思っていたら、高円寺に着いたのは22時半過ぎだった。慌てて晩杯屋に入るも、ほとんどのツマミが終了していて、侘しい感じで終わってしまった。帰宅して飲み直す。

ベビーシッター、ワンナイト5000円くらいでごく近所の人に頼めたら、すごく重宝するのにな、と夢みたいなことを思う。

晴れ・妻の日記

今日はひたすら原稿を書いて、夜は超歌手・大森靖子さんの47都道府県ツアーファイナルへ。肺炎もだいぶ良くなってきているので落ち着いて楽しめた。新木場につく前後、夫の携帯に共通の友人から「現場いる?」と連絡が来ていたので合流。夫は高額な特別エリアのチケットを購入していたので、通常エリアの我々とは別で観覧。わたしと友人はだいぶ後ろの方から観ていたのだけれど、中央付近で音が聞けたのでとても良かった。ゲストの峯田和伸さんもカッコよかったし、雰囲気的には一番ドカーンと盛り上がったんじゃなかろうか。

終演後、急いで帰宅をしてベビーシッターさんから娘を引き渡され、とってもお利口で楽しくお世話させていただきました、とお礼を言われてホッとする。色んな人のおかげで、わたしはわたしのまま母親をやれているんだな〜と思った日。

コインランドリー(夫の日記)

朝、妻と洗濯のことでギスギスしてしまう。わが家で洗濯は主に僕の家事になっている。これは話し合って決めた分担ではなく、近所のコインランドリーを頻繁に利用するようになってからの習慣だ。娘が保育園に通うようになってから、洗濯回数が増え、また僕らの部屋は日当たりが良くないため洗濯物が乾きにくいから、コインランドリーを使うようになった。妻がコインランドリーまで重たい洗濯物を運ぶのは難儀だろうということで、洗濯全般を僕が担った。妻は外出するのにもいちいち支度があり面倒だけれど、僕はそのへん無頓着なので、顔も洗わず家着でサンダルつっかけてコインランドリーまで行けちゃうのが理由だ。もうひとつ付け加えると、乾燥が終わるまでのあいだに散歩しながら缶ビールを飲むのが好きだからだ。

 

ところが僕は週半ばと週末にまとめて洗濯物を片付けるようになっていて、妻が必要としているタイミングに目当ての服が未洗濯のまま放置されてるケースが増えてきた。それでこの日妻は、自分でも洗濯をしようとしたのだった。今日は天気だったから、外干しでも乾くはずだし自分でやるね、という妻の善意と未洗濯問題への対処だった。

 

妻が洗濯しようとしたタイミングで僕は洗剤が切れていることを思い出し、「洗剤切らしてた!」と声をかけた。するとすぐさま妻は洗剤を買いに出かける。詰替用を買ってきた妻が洗面所の下の戸棚を開けると、そこに洗剤ボトルがない。僕はそのことを伝え忘れていた。前回の洗濯時、洗剤量が足りなかったので、ボトルに水を入れて使ったのだ。底に残っている洗剤を使い切るために、僕はしばしばこの方法をとる。ボトルももう半年くらい使っていたので、捨て時かな、と思っていてそのまま捨ててしまっていた。そのことを妻に伝え忘れていたのだ。

という説明をすると妻は「じゃあボトル買ってくる」とちょっと投げやりに言って再び外出しようとした。なんだかカッとなってしまった僕が「今日洗濯する気なかったし、やらなくていいよ」とぞんざいに言うと、分った、と言って話は終いになってしまった。僕からすると、洗濯は僕の領域になっていたので、勝手に侵犯され、そのうえ洗剤ボトルがないことを責められたような気になって不愉快だった。一方妻は、ひさびさに洗濯をやろうという気持を僕のせいでことごとく遮られ苛立っていた。お互いに言い分があった。でもやっぱり、僕が洗濯洗剤が切れそうなタイミングでちゃんと買置きしておけばよかっただけだし、誰でも家事をできるように整えておくのが、ほんとうの意味での家事なのだと思うと、自分が悪いなと思われた。

 

家事労働は難しい。