ハンドメイドホーム

40代妻、30代夫、4歳娘の日々の日記

ビブグルマンの餃子

ビブグルマンというのは、ミシュランの中でも、星からは外れるけれどお手ごろのおすすめ店という括りに入るお店のことらしい。

本来はその餃子店にいるはずが、まさかの店休日ということで近場の浜松餃子のお店へ行くなどした日。職場の普段話さない人とお話しするのはマジで楽しいし、学びがあるな。

夫に娘を託したぶん、楽しんで帰ろうと思い深酒してしまって敗北。次は負けずにがんばろう。

サムギョプサルサンチュ巻き

気に病んでいた問題が解決へ向かいそう。オンラインでの仕事が当たり前になり、気軽に会話する機会が減ることによる弊害だったのかもしれないと思いつつ仕事を終え、遅めだったけれど家族で韓国料理を食べに出かけた。

最近の娘はママの方が良い期らしく、やたらと話しかけてくるし甘えてくるので、夫が「俺も妻と話したいんだけど」と拗ねていてかわいかった。家族を作るというのは、どちらが一番と言えないものがたくさん増えるということだなと思う。仕事も家族も大切だし、夫も娘も愛している。

ずっと食べたかったサムギョプサルをお腹いっぱいいただいて、満足して帰宅。最近は焼肉そのものより「サンチュで巻いた肉」が食べたかったので、とてもうれしい。明日もがんばろう。

いくらサーモン親子丼

朝からの不調で起き上がれず。打ち合わせを諸々調整してもらい、一日中伏せっていた。打ち合わせ調整を頼むメッセージを考えるのがしんどいくらいめまいと動悸がすごくて、起きていられず、スマホも見られず、かといって眠くもなく、ただベッドでうとうとと眠ったんだか分からない時間を過ごした。

夕方、取材仕事に出ていた夫が外で作業をする予定を変更して様子を見に帰ってきてくれ「季節の変わり目の妻はいつもそうだから、大げさに考えなくて大丈夫だよ」と言ってくれる。優しいんだかリアリストなんだが分からないが、そうだったらいいなと思う。

夜は買ってきてもらった海鮮丼。娘にねだられて、5冊もさまざまな絵本を読む。しきりに膝に乗ってこようとするので「自分の椅子に座ったら?」というと「ママのこと大好きだから、甘えているの」というので、されるがままにしていたら、頬にキスしてくれたので、思わず笑った。

お好み焼き食べ飲み放題

本当は夜に飲みに出かける予定だった。しかし思わぬアクシデントがあり、飲みに行く気力をごっそり失ったので、飲み会を辞退し遅めの夕食として家族でお好み焼き屋さんへ。食べ飲み放題で3,000円ちょっと、というのがあり、我々はめちゃくちゃ飲むので損することはないだろうと思い、頼んでみることにした。

かなりの量を飲み食いして、お会計の伝票をもらうと夫が目をカッと見開き明細をあらためている。なんだなんだ、金に細かい嫌な客みたいじゃないか、と思っていたが、実際オーダーミスがあり、1,500円ほど多く勘定されていたことが判明したので感謝した。夫はこういう思わぬ頼りがいがある。

そういえばわたしの両親が双方入院して、見舞いや事務手続きなどでかなり心身がつらかった頃、夫がシュッと対応してくれて、とても救われたことがあった。普段はのんびりしているようで、窮地に立たされるとキビキビするのはどういう仕組みなのだろうか。

帰りに本屋へ寄り、POPEYEの沖縄特集、dancyuのアジア麺特集の号と、娘にアナ雪の絵本を買って帰宅。アナ雪の絵本は映画の物語を子ども向け絵本に落とし込んだものなので、映画では言語化されていないことがバッサリと言葉で説明されており、ずいぶん情緒が失われているな〜と思うなどした。

アクシデントのおかげで悔し泣きをしたので、目がショボショボしている。

パックのおすし

忙しくしていると、パックのおすしのお世話になることがある。今日は夜に視聴したいウェビナーがあったので、夫と娘は回転寿司へ。その足でわたしの夕食にパックのおすしを買ってきてもらう。おすしという「ハレ」感のある食べ物がパックされると少し侘しげに見えるのがまたよい。

ウェビナーは自社の組織についての話だったので楽しく聞き、ガヤをやり、さまざまなことに思いを馳せた。自分のチームを持ってまだ日は浅いけど、もっともっとよくできるという思いでなんとかやれている気がする。

夜、夫は仕事で着用するシャツを買いに出かけ、娘の寝かしつけ。やりかけの原稿の戻しをやらなければ……と思いながらこの日記を書いている。

20220419夫

娘と共にコロナ陽性になって、10日間家に引きこもった。最初はどうなることかと思ったけれど、3回のワクチンが功を奏したのか陰性だった妻のおかげで、なんとか乗り切れた。

幼児になった娘と10日間、同じ屋根の下に過ごすのは思っていたよりも楽しかった。それもまあ東映特撮ファンクラブという戦隊ヒーローや仮面ライダー作品のストリーミングとNetflixのおかげだが。

2年前の最初の緊急事態宣言の頃から、当然2年分歳を重ねた娘はずっと人間らしいコミュニケーションができるようになってて、それは毎日顔を合わせてるからわかってることなんだけれど、四六時中家で共に過ごしていると、やはり成長を感じる。細部まで観察の行き届かない俺はその変化をあまりうまく言葉にできないので、動画を撮って見返すことしかできない。

それにしても俺。去年の5月ごろから仕事が順調になり、取材と締切に追われる日々だったのが突然10日間ほとんどの仕事をストップせざるを得ない状況になり、なんだかもう全然やる気が出ない。五月病を先取りしただけならいいのだけれど。たかが10ヶ月の忙しなさだったが、なんだかもう仕事に飽きてきたことに気づいてしまった。気づかないふりしてたのにな。新しいことをしないと、やりきれなさそう。

娘も俺も明日からようやく社会復帰なので、今日はリハビリを兼ねて昼間に公園まで散歩した。平日昼間で人もまばらな公園で、なんども繰り返し滑り台を遊ぶ娘。ブランコにまだ自力で乗れない娘。石ころや汚い葉っぱを大事そうにお手製の牛乳パックバックに入れる娘。遊び疲れて帰りの道のりで抱っこをせがむ娘。外で元気に遊ぶ姿を久しぶりに見るからか、そのすべてが眩しかった。

それでも日常は続く

久しぶりの日記になる。

海の向こうで戦争が始まる、という小説があったけれど、まさか娘が生まれてからの世界で戦争が始まるなんて思っていなかった。この日記をつけ始めたのは2019年、世界がコロナ禍に覆われる前で、子どもとも自由に旅行をしたりしていた頃だ。そう思うと、この3年で世界は本当に変わってしまった。いや、世界は常に変わり続けていて、わたしがそれに気がついていなかっただけなのかもしれないが。

わたしは無力かもしれないが、何かを書き記すことはできる。それが意味を持たないとしても、続けることはできる。そんな思いで日記を再開しようと思います。